ラウドネス値とは
ラウドネス値(Loudness)とは、
「人が実際にどれくらい“音が大きい”と感じるか」を数値化したものです。
聴感上の音量なので、実際の音量メーターの値とは異なります。
そしてDTMでもこのラウドネス値が重視されるようになってきたのは、SNSや音楽配信サービスでの楽曲配信に関係してくるためです。

それぞれのサービスは「ラウドネス規格」に応じた基準値を設けているため、その基準を超える音源については自動で音量を下げられてしまいます。
| サービス | 基準となるラウドネス値 |
|---|---|
| Spotify | 約 -14 LUFS |
| YouTube | 約 -14 LUFS |
| Apple Music | 約 -16 LUFS |
そしてこのラウドネス値を計測する機能はデフォルトのDAWなどには備わっていないことが多いので
外部プラグインやソフトを用いて計測する必要が生じてくるというわけです。
ちなみに私の知る限りではCubase Proには標準でラウドネスメーターがついています。
他にもStudio OneやLogicなどもグレードによってはラウドネス測定ができるようです。
おすすめのラウドネスメータープラグイン
iZotope「Insight 2」
ラウドネスメーターだけでなく、アナライザーとして優秀なのがiZotopeの「Insight 2」です。
業界標準のラウドネス規格にはほぼ対応しているほか、録音した会話の声の明るさを示す「明瞭度メーター」も搭載しています。
・3Dでサウンドを表示可能なサウンドマッピング
・EBU R128、ATSC A/85などの最新のラウドネス規格に対応
・Dolby Atmos 7.1.2対応
・iZotope社の他製品との互換性
プロレベルや本格的な音源制作でも通用するオーディオ解析プラグインなので、お得に手に入れるチャンスがあれば狙ってみましょう。

iZotope Insight 2
通常価格:¥33,924
過去に無料で配布されたこともあるので大幅セールや無料配布も期待できるかもしれません。
WAVES「WLM Plus Loudness Meter」
WAVESの「WLM Plus Loudness Meter」は昔からある定番のラウドネスメータープラグインです。
瞬間的~長期的なLUFSの測定値、ピークリミッターなど基本的な機能は備わっています。
ただ古いプラグインということもあり、映像、放送系の設定には強いのに対し、
SNSやストリーミング用のプリセットは備わっていないようです。
WAVESはかなり高頻度でセールを開催しているので安く手に入れるチャンスがあるのはメリットでしょう。

WAVES WLM Plus Loudness Meter
通常価格:¥25,400→¥5,965
Mastering The Mix「LEVELS」
「LEVELS」は直感的な操作で分かりやすいマスタリング用のプラグインです。
ラウドネスメーターを含む7つのメータリングツールが搭載されています。
・Peak、、、トゥルーピークメーター
・LUFS、、、EBU R128準拠の短期LUFSメーター(ラウドネスメーター)
・Stereo Field、、、ステレオ、位相を可視化して確認するためのメーター
・Dynamic Range、、、短期 LUFS 対ピーク比に基づくダイナミックレンジを計測
・Loudness Range、、、視覚化されたラウドネス範囲メーター
・Bass Space、、、不要な低周波数を識別、40Hz~160Hz のレベルメーター
ラウドネス値の確認だけでなく、マスタリング段階でのアナライズもできるプラグインです。
何よりUIが分かりやすくて操作も覚えやすいと思うので、初心者の方や複雑なシステムに抵抗のある方におすすめです。

Mastering The Mix LEVELS
通常価格:¥11,422
MeterPlugs「Loudness Penalty」
無料でラウドネスメーターを試してみたいという方におすすめなのが「Loudness Penalty」です。
↓こちらはWEB版なら無料ですぐ使うことができます。

任意のオーディオファイルをドラッグ&ドロップするだけで分析が完了し、各配信サービスの音量をプレビューすることができます。
ただしWEB版は一度オーディオファイルに書き出す必要があるので、DAW内でミックスをしながら使いたい場合はプラグイン版をおすすめします。

MeterPlugs Loudness Penalty(プラグイン版)
通常価格:¥8,353



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