ずっと使っていたメインPCがスペック不足に感じてきたのでDTM用PCを自作しました。
かかったコストの割にはかなりハイスペックなものが出来たのでご紹介できればと思います。
※私はPCに鬼詳しいほうではないのであくまで一例として参考にしてください。
スペックと価格
商品名をクリックするとamazonのリンクを開けます。
パーツ | 商品名 | 購入時価格(2023年7月時点) |
CPU | AMD Ryzen7 5700G | ¥25,215 |
GPU | 内臓グラフィック | ¥0 |
マザーボード | ASRock A520M-HVS | ¥7,820 |
メモリ | CFD Standard DDR4 3200 (PC4-25600) 16GB×2枚 | ¥7,300 |
SSD | KIOXIA SSD 1TB NVMe M.2 Type 2280 PCIe Gen 3.0×4 | ¥7,280 |
CPUクーラー | AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1 | ¥3,199 |
PCケース | Thermaltake S100 TG ブラック | ¥5,059 |
電源 | 玄人志向 KRPW-L5-600W-80+ | ¥6,308 |
OS | Windows 11 Home 日本語版 | ¥16,200 |
合計 ¥78,381
私はモニターや周辺機器(キーボード、マウス、無線LAN子機)を持っていたのでこの金額でしたが、それらを含めても10万円ほどにおさめるのは可能だと思います。
主にamazonとドスパラで購入しました。amazonはキャンペーン時に大きな買い物をするとお得だったりします。
部品は基本的に有名どころのメーカーのものを使っていますが、商品知識や在庫状況によってはさらにコストパフォーマンスを上げることもできると思います。
特徴
価格が安いAMDを採用
AMDのCPUとそれに対応するマザーボードは、基本的にintel製のものよりも安価だと言われています。
またintelに比べてシングルコア性能が低い代わりにマルチコア性能が高いという特徴もあります。
オンボードでコスト削減
コストを抑えることができた1番の要因は内臓グラフィックを使っていることです。
ゲームや動画編集をするなら話は変わりますがDTMメインで使うのであればオンボードでもちゃんと使えます。グラボって基本的に高いですからね、、、
メモリとストレージに余裕がある
ノートパソコンやBTOではメモリやストレージを増やすとかなり追加料金がかかります。
特に音楽制作では音源を沢山使うためストレージが重要です。ここを安価で増やせるのは自作の特権とも言えます。
組み立てた感想
パーツ選定から組み立てまで一人でやったのは初めてでしたが、PCに関する知識がかなり増えました。特にパーツの相性はきちんと調べる必要があると感じました。
あと自作PCは組み立て時間よりも事前のパーツ選定などに時間がかかります。BTOに比べてお金はかかりませんが時間は圧倒的にかかります。
組み立てはすぐに終わったのですがbiosの設定に結構時間がかかったので結果として丸一日かかりました。マザーボードはネットに情報がたくさんあるものを選ぶとスムーズかもしれません。
使用感
組み立ててから一か月以上使用していますが、今のところ問題なく使えています。
肝心のDAW動作ですが、マルチコア性能にこだわったおかげでプラグインをたくさん立ち上げてもスムーズに動きます。
MassiveX何個もぶち込んだEDMファイルを再生しても大丈夫でした。↓
ただメモリ32GBは正直DTMだけならオーバースペックでした。完全な空き容量が増えすぎると電気の無駄遣いとも言えます。
SSDはコンプリートスタンダードと持ってるプラグインなどをインストールして400GB/1TBくらいでした。割と安価なグレードですが読み込み速度は十分早い印象です。
マザーボードがPCIe3.0までの対応だったのでメモリとSSDも合わせている感じです。
最近はPCIe4.0の製品も多いですがマザーボードの回路によっては意味なくなるので確認は必要です。
ダウンロード速度はwifiが雑魚なので最大値出せてません、、
ケースはゲーミング用なのでガラス張りでかっこいいです。光らせても映えると思います。
ただmicro-ATX用の中ではかなりサイズがでかい方です。置くスペースに合わせてサイズを確認されることをお勧めします。
あと電源ボタンがずっと青く光ってます。暗い部屋で使うと少しまぶしいです。
まとめ
個人としての感想ですが私はPCを自作してみて良かったと感じています。
楽しかったですし、知識もかなり増えました。環境が整ったので引き続きDTMに力を入れていきたいです。
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