楽曲制作や配信でオーディオインターフェースは必要なのでしょうか。
この記事ではオーディオインターフェースの仕組みから音質、端子についてわかりやすい図や画像で解説します。
1万円台のオーディオインターフェースを中心に、さらに1万円以下で信頼性のある製品も紹介します。
オーディオインタフェースでできること
そもそもオーディオインタフェースはどのような仕組みなのでしょうか。
前提として、楽器やマイクはPCにそのまま接続することができません。
確かにPCにもマイク入力はついていますが、品質が最低限の機能しか備わっていません。
そこでオーディオインタフェースを間に接続することにより、高品質で安定した録音、再生を行うことができるようになります。

アナログ信号
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アナログ信号
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デジタル信号↓ ↑デジタル信号

楽器やマイクで録音された音は、オーディオインターフェースの中でデジタル信号に変換されてパソコンに送られます。
そして再生する際にオーディオインターフェースが、そのデジタル信号を再びアナログ信号に変換してスピーカーやヘッドホンに送ります。
オーディオインターフェースとPCはUSBケーブルで接続できるものがほとんどです。
端子
どの端子が必要なのかを把握しておくのは大事です。
そしてオーディオインターフェースは端子の数によって価格も変わります。
主な端子は
XLR入力端子(マイクのXLRケーブルを接続)

↑※写真のタイプはXLRとライン入力両対応
ライン入力端子(楽器のラインケーブルを接続)

ヘッドホン出力端子

スピーカー出力端子(L、R)

などがこれらがいくつあるのかは確認しておきたいですね。
さらにほかにもMIDI端子がついているものもありますが、MIDI鍵盤をUSBで直接PCに接続できる場合が必要ないと思います。

サンプリングレート、ビット数
音質の基準としては「サンプリングレート」と「ビット数」で考えるのが一般的です。
どちらも高くなるほど音の情報量は増えますが、その分データも大きくなります。
サンプリングレートは多くの配信サービスで48kHzが上限とされています。
つまり最低48kHzに対応していれば問題なく使えると思います。ハイレゾ対応で使いたいならそれ以上の性能が必要でしょう。
ビット数は16、24、32を選択できるものが多いです。
基本的に24bitに対応していれば問題なく使えると思います。
有名ブランドが安全
音響機器を取り扱う有名ブランドの製品であれば、安価でもしっかり使うことのできる製品が多いと感じています。
有名な製品を使うことのメリットは、
・信頼性がある
・故障時などのサポートが充実している
・多くの人が使っているのでネットに情報が沢山ある
このあたりだと思っています。
1万円以下のオーディオインターフェース
ZOOM ( ズーム ) / AMS-24

ZOOM ( ズーム ) / AMS-22
ZOOMのAMSシリーズはコンパクトな本体が特徴です。
楽曲制作向けMUSICモードと配信向けSTREAMINGモードを切り替えることができ、用途に合わせて使うことができます。
出先での配信やリモート会議にとってはぴったりの商品だと思います。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC202HD

BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2 USBオーディオインターフェイス
BEHRINGERはギターエフェクトなども扱っているメーカーです。
ただビット数が16bitなので用途によっては物足りないと感じるかもしれません。
M-AUDIO ( エムオーディオ ) / M-Track

M-AUDIO ( エムオーディオ ) / M-Track Duo USBオーディオインターフェイス
M-AudioはMIDIキーボードが有名なメーカーですね。上面にコントローラーがついているので配信などでも活躍しそうなデザインだと思います。
こちらもビット数は16bitなので楽曲制作をする人は詳細を確認するようにしてください。

1万円台のオーディオインタフェース
YAMAHA / AG03MK2

ヤマハ(YAMAHA) ライブストリーミングミキサー 3チャンネル ホワイト AG03MK2 W
配信者の人がよく使っていることで有名なヤマハのオーディオインターフェースです。
4極ミニ入出力端子やEQ、コンプ機能がインターフェースについているのは珍しいですがかなり便利だと思います。
直感的に操作できるフェーダー、ミュートボタンもついているので、配信やボイスチャットはこれ一台で十分なスペックです。
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett Solo (gen. 4)

Focusrite Scarlett Solo 第4世代 USBオーディオインターフェース
本格的な楽曲制作を前提に作られたFocusrite社のインターフェースです。
魅力的なのは付属する楽曲制作ソフトやサンプルが結構豪華という点です。
気になった点はXLRのマイク入力が裏側にあるという点です。ほとんどのインターフェースが前についているので置き方によっては不便になるのではと思いました。
UNIVERSAL AUDIO / VOLT 1 USB Recording Studio

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / VOLT 1 USB Recording Studio オーディオインターフェイス
UNIVERSAL AUDIOは高品質ハードウェアやUADプラグインで知られるメーカーです。
その期待を裏切らず、ビンテージ機材の質感を加える「ビンテージ・マイク・プリアンプ・モード」を使うことができるそうです。
UADプラグインもいくつか付属するので、付属品だけで見ればかなりお得だと思います。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / IXO22

STEINBERG ( スタインバーグ ) / IXO12 B ブラック USBオーディオインターフェイス
STEINBERGは日本でも人気のDAW「Cubase」が有名なメーカーですね。
Cubase AIが付属するほか、STEINBERGのVST製品もついてくるのですぐに楽曲制作をはじめることができます。
筆者もSTEINBERGのインターフェースを所有していましたが、低価格でも動作が安定している印象がありました。
ARTURIA ( アートリア ) / MINIFUSE 2

ARTURIA ( アートリア ) / MINIFUSE 2 BK USBオーディオインターフェイス
ARTURIAはシンセ音源プラグインなどが有名なメーカーです。
左右の音量バランスが可視化されていて見た目がかっこいいだけでなく、本格的な楽曲制作に使えるスペックも兼ね備えています。
個人的には付属プラグインで「Analog Lab」がついてくるのも魅力的です。
Native Instruments / KOMPLETE AUDIO 2

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE AUDIO 2 オーディオインターフェイス
総合音源「KOMPLETE」で有名なNative Instrumentsの提供する製品です。
Native Instrumentsの製品だけでなくiZotope「Elements Suite」まで付属するのはお得だと感じます。
そしてまれにKOMPLETE音源とインターフェースがセットでセールが行われることがあります。これはかなりお得なのでタイミングが良ければセット購入もおすすめです。
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