FL Studioで最も人気といっても過言ではないプラグイン、Gross Beat(グロスビート)
ゲートやDJスクラッチ、サイドチェイン風の音づくりまでできる万能プラグインですが、FL Studioにしか付属していないのが悩ましいところです。
この記事ではそんなGross Beatの代わりとなるプラグインを紹介していきます。
Gross Beatの機能
Gross beatはImage-Lineが開発したFL Studio付属のプラグインです。
リアルタイムでピッチやボリュームを制御することで、簡単にエフェクト効果を与えることができるのが特徴です。
・リアルタイムでオーディオをスロー、リバース
・DJがスクラッチするようなサウンドづくり
・リズムに合わせて音をカット(ゲート効果)
・サイドチェイン風のダッキング効果
Gross beatはプリセットが豊富なので、プリセットから選ぶだけで複雑な音作りができるのが強みでしょう。
私もFLユーザーなのですが、Gross beatは味付け的な役割として音に動きをつけたい時に重宝しています。
もちろんFL以外のDAWでもGross Beatを購入すれば使えるのですが、FL付属プラグインのため他のDAWとの相性がどの程度なのか不明ですし、何より価格が高いです。
FL Studio Signature Bundle未満のグレードを使っている場合は付属しないので購入するのもアリだと思います。

定価:¥14,950
※FL Studio以外のDAWで使用可能なのはMacのみとなります。FL Studio内であればMac、Windowsのどちらでも使用可能です。
Gross Beatの代用プラグイン
MRhythmizer
もろGross Beatという見た目のプラグインです。
Gross Beat同様ピッチやボリュームのシーケンスを作ることができるのですが、加えて次のような機能も追加されています。
・タイム、ボリュームに加えて「フィルター」機能で周波数帯のシーケンスを設定可能(Gross Beatはタイムとボリュームのみ)
・各カテゴリに36種類のシーケンスを用意
・シーケンスの切り替えをMIDIやオートメーションで行うことができる
個人的にはGross Beatでも十分ですが、Gross Beatの上位互換として使っている人もいます。
もちろんMac、Windowsの両方に対応しており、FL Studio以外のDAWでも使用可能です。

定価:¥8,731→¥3,072(2025年9月現在)
TimeShaper 3
Gross Beatはボリュームコントロールとタイムコントロールの両方が可能ですが、こちらはタイムコントロールに特化したプラグインになります。
タイムコントロールを制御することで曲の速度を落とす、スクラッチサウンドを作るなどが可能になります。
ヒップホップでよく使われるハーフタイム(メロディの速度を半分に落とす)効果を取り入れたいという人はおすすめかもしれません。
ただGross Beatのようなボリュームを制御するゲート機能はないので注意してください。

定価:¥4,689
Trance Gate
こちらはリアルタイムのボリュームコントロールのみ可能なプラグインになります。
なんと無料です
Gross Beatのようなボリュームのシーケンスを作りたい方は、とりあえずダウンロードして損はないでしょう。

Kilohearts Trance Gate
必要最低限のパターンのみなのでGross Beatほど豊富なプリセットがあるわけではないですが、シンプルかつ無料というのはデカいですよね。
サイドチェイン・ダッキング専用プラグイン
Gross Beatにはダッキング、つまりサイドチェインを疑似的にかけられるプリセットがあります。

もしダッキング効果のみを使いたいのであれば、専用のプラグインを導入するのがおすすめです。
ダッキング用プラグインは無料のものから多機能なものまで幅広く存在するので、気になった方は下の記事もご覧ください。
特にEDMなどの4つ打ちの曲を作る方は持っていて損はないと思います。
まとめ
この記事で紹介したプラグインをおすすめするのはこんな人です。
FL Studioを持っていないけれどGross Beatに一番近いプラグインを使いたい人→MRhythmize
スクラッチサウンドやハーフタイム機能のみ使いたい人→TimeShaper 3
ゲート機能のみ使いたい人→Trance Gate
サイドチェイン・ダッキング効果のみ取り入れたい人→ダッキング専用プラグイン
この記事がお役に立てれば嬉しいです。
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