EDMはもちろん、ヒップホップからボカロまで、近年のDTM楽曲制作で欠かせないのがシンセプラグインです。
今回はプロも使用する有名シンセプラグインを格付けランキングにしてみました。
付属音源のシンセだけでは物足りなくなってきた、プロのような音作りをしたい、という人は必見です。
評価基準
今回は以下の5つの評価基準を5段階で設定しました。
・価格の安さ、、、定価の値段だけでなくセールの開催頻度や割引率も参照しています
・使いやすさ、、、シンセの構造の分かりやすさやUIの見やすさなど
・CPU負荷の軽さ、、、CUPへの負荷や動作、読み込みの速さなど
・対応ジャンルの幅広さ、、、いろいろなジャンルで使えるサウンドメイクができるか
・サウンドのトレンド性、、、最近の曲にマッチするサウンドかどうか
評価の合計が高いものから紹介していきます。
ただあくまでも合計なので自分が重視する内容に注目して購入を検討されることをおすすめします。
ソフトシンセランキング
SERUM2
価格:★★
使いやすさ:★★★★
負荷の軽さ:★★★★
ジャンルの幅広さ:★★★★
トレンド性:★★★★★
最近アップデートされた覇権を獲りつつあるシンセ「SERUM」です。
ダンスミュージックやヒップホップはもちろん、色々なジャンルのアーティストに使用されています。
SERUMの魅力は視覚的な操作と充実したエフェクトだと思っています。
SERUMは内部エフェクトが優秀なことで知られており、エフェクトプラグイン単体として使うことのできる「SERUM FX」も使うことができます。
ただ代理店での販売が少なく、セールがほとんど開催されない点は注意です。
公式サイトからデモ版を無料でダウンロードすることができるので、試しに使ってみてから購入を検討するのもありでしょう。

Xfer records SERUM2
定価:249ドル→189ドル(約28,100円)
Nexus 5
価格:★★
使いやすさ:★★★★★
負荷の軽さ:★★★
ジャンルの幅広さ:★★★★
トレンド性:★★★★★
reFXの「Nexus」シリーズはプリセットを選ぶだけで楽曲制作に使えるお手軽シンセとして有名です。
グレードによって内容は異なりますが一番下のグレードでも5000以上のプリセットが付属し、200種類近い拡張パックの中から好きなものを追加購入することもできます。
トレンドを抑えたプリセットが豊富なことから、シンセでの音作りに自信がない人でも簡単に使いこなすことができるのが強みです。
ただよく使われる音が多いことや、細かいサウンドメイクが他のシンセに比べるとできないことから、シンセ上級者向けとは言えないでしょう。

reFX NEXUS 5
定価:¥45,688 (Starter)
SPIRE
価格:★★★
使いやすさ:★★★★★
負荷の軽さ:★★★
ジャンルの幅広さ:★★★
トレンド性:★★★★★
シンプルな構造とダンスミュージックのトレンドを抑えたサウンドが特徴のシンセ「SPIRE」です。
直感的でわかりやすいインターフェイスのためすぐ使うことに慣れると思います。初心者の方やシンセにあまり詳しくない方にもおすすめです。
プリセットは1000種類近く付属し、拡張プリセットも発売されています。汎用性の高いEDM系サウンドが多い印象です。
ただプリセットが大量に欲しい、攻めた音作りができる多機能シンセがほしいという方には物足りないかもしれません。
セールも年に数回開催しているので狙ってみるのもいいかもしれません。

Reveal Sound SPIRE
定価:¥30,877
Massive X
価格:★★★
使いやすさ:★★★★
負荷の軽さ:★★
ジャンルの幅広さ:★★★★
トレンド性:★★★★
Massiveの新バージョンとしてNative Instrumentsから発売されたのがこの「Massive X」です。
こちらもKompleteに収録されているため、単体で買うよりもお得に手に入れることができます。
前作のMassiveに比べて視覚的なUI、そして何よりもトレンド性のあるサウンドを提供してくれます。
ただCPU負荷が若干高いとの意見は多いです。個人的にも動作が重いと感じることがありますが、アップデートによって日々改善されているとも感じています。
それでもプリセットが優秀なので、初心者の方でも即戦力として使える内容だと思っています。

Native Instruments Massive X
定価:¥32,334
Sylenth1
価格:★★★
使いやすさ:★★★★
負荷の軽さ:★★★★
ジャンルの幅広さ:★★★
トレンド性:★★★
Sylenth1はEDMなどのダンスミュージックで定番のシンセです。
AviciiやMartin Garrixなどの有名プロデューサー達も使用しているので、「聴いたことあるあの音」を作るにはもってこいです。
サードパーティー製プリセットも充実しているため、シンセに詳しくない人でも問題なく使えると思っています。
体験版、さらに月額レンタルサービスまであるので、ダンスミュージックを制作している方は一度使ってみるのもおすすめです。
体験版:https://www.lennardigital.com/downloads/
※海外サイトからの直接購入になるので為替レートによって価格が変動する可能性があります。

Lennar Digital Sylenth1
定価:約¥22,000(139ユーロ)
Omnisphere 2
価格:★
使いやすさ:★★★★
負荷の軽さ:★★
ジャンルの幅広さ:★★★★★
トレンド性:★★★★
これ一台あればほぼ何でも作れる「最強シンセ」の呼び声高い「Omnisphere 2」です。
14,000を超えるサウンドに加えてエフェクトやモジュレーション系も充実しており、かなりの大容量となっています。
ただ簡単に買えるような金額ではないうえにPCのスペックもある程度求められるため、DTMを始めてある程度の方向けではあります。
ソフトなピアノの音色からEDM系の音色まで、幅広いジャンルに対応しているのがこのシンセの強みだと思っています。

SPECTRASONICS Omnisphere 2
定価:¥84,500
Massive
価格:★★★★★
使いやすさ:★★
負荷の軽さ:★★★★★
ジャンルの幅広さ:★★
トレンド性:★
Native instrumentsの提供する定番シンセMassiveです。
総合音源「Komplete」にも収録されており、80%以上割引のセールも頻繁に開催しているため5000円以下で購入できることも珍しくないでしょう。
実際に使ってみると動作も軽くプリセットも豊富なのですが、UIの文字が細かくて少し見ずらいのが気になりました。
また発売から年月が経っているためサウンド自体にトレンド性があるとは言えません。
個人的にはダブステップやハードなダンスミュージックにはマッチするサウンドだと思っています。

Native Instruments Massive
定価:¥16,086
VPS Avenger 2
価格:★★
使いやすさ:★★
負荷の軽さ:★
ジャンルの幅広さ:★★★
トレンド性:★★★★★
モンスターシンセとも呼ばれるのがこの「VPS Avenger 2」です。
最大8つのオシレーター、複雑なアルペジオ、エフェクトルーティングを備えており、機能の多さで言えば最強シンセとも言えるでしょう。
比較的新しいこのシンセは最新のダンスミュージックのトレンドを抑えており、海外プロデューサーの中でも注目を集めています。
しかし機能の多さと複雑さから、シンセに詳しくないと使いこなせないとも言われています。加えてCPU負荷も高いです。
シンセサイザーの音作りにこだわる方には間違いなく最高の一台になると思います。
年に数回、半額ほどの割引セールを実施するほか、1か月¥3000ほどでレンタルすることもできます。

Vengeance Sound VPS Avenger 2
定価:¥40,679
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