楽曲制作や配信でオーディオインターフェースは必要なのでしょうか。
この記事ではオーディオインターフェースの仕組みから音質、端子についてわかりやすい図や画像で解説します。
1万円台のオーディオインターフェースを中心に、さらに1万円以下で信頼性のある製品も紹介します。
オーディオインタフェースでできること
そもそもオーディオインタフェースはどのような仕組みなのでしょうか。
前提として、楽器やマイクはPCにそのまま接続することができません。
確かにPCにもマイク入力はついていますが、品質は最低限でしょう。
そこでオーディオインタフェースを間に接続することにより、高品質で安定した録音、再生を行うことができるようになります。
オーディオインターフェースのしくみ

1.楽器やマイクで録音された音がアナログ信号としてオーディオインターフェースに送られます
2. オーディオインターフェースが楽器から送られたアナログ信号をデジタル信号に変換してPCに送ります
3.PC内の楽曲制作ソフトなどを介した音がデジタル信号として再びオーディオインターフェースへ戻ります
4.PCを介した音がオーディオインターフェース内でアナログ信号に変換されてスピーカーなどに送られます
つまりオーディオインターフェースがPCと楽器の仲介役となっているわけです。
オーディオインターフェースとPCはUSBケーブルで簡単に接続できるものがほとんどです。
端子
どの端子が必要なのかを把握しておくのは大事です。
そしてオーディオインターフェースは端子の数によって価格も変わります。
主な端子は
XLR入力端子(マイクのXLRケーブルを接続)

↑※写真のタイプはXLRとライン入力両対応
ライン入力端子(楽器のラインケーブルを接続)

ヘッドホン出力端子

スピーカー出力端子(L、R)

などがこれらがいくつあるのかは確認しておきたいですね。
さらにほかにもMIDI端子がついているものもありますが、MIDI鍵盤をUSBで直接PCに接続できる場合が必要ないと思います。

サンプリングレート、ビット数
音質の基準としては「サンプリングレート」と「ビット数」で考えるのが一般的です。
どちらも高くなるほど音の情報量は増えますが、その分データも大きくなります。
サンプリングレートは多くの配信サービスで48kHzが上限とされています。
つまり最低48kHzに対応していれば基本的に問題なく使えるということです。
ハイレゾ対応で使いたいならそれ以上の性能が必要でしょう。
ビット数は16、24、32を選択できるものが多いです。
こちらも業界標準である24bitに対応していれば問題なく使えると思います。
有名ブランドが安全
音響機器を取り扱う有名ブランドの製品であれば、安価でもしっかり使うことのできる製品が多いと感じています。
有名な製品を使うことのメリットは、
このあたりだと思っています。
1万円以下のオーディオインターフェース
ZOOM ( ズーム ) / AMS-24
ZOOMのAMSシリーズはコンパクトな本体が特徴です。
楽曲制作向け「MUSICモード」と配信向け「STREAMINGモード」を切り替えることができ、用途に合わせて使うことができます。
出先での配信やリモート会議にとってはぴったりの商品だと思います。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC202HD
BEHRINGERはギターエフェクトなども扱っているメーカーです。
コンパクトなボディですが、楽器専用のライン入力もついているのでファンタム電源の事故等も防げるでしょう。
ただビット数が16bitなので用途によっては物足りないと感じるかもしれません。
M-AUDIO ( エムオーディオ ) / M-Track
M-AudioはMIDIキーボードが有名なメーカーですね。
上面にコントローラーがついているので配信などでも活躍しそうなデザインだと思います。
こちらもビット数は16bitなので楽曲制作をする人は詳細を確認するようにしてください。
1万円台のオーディオインタフェース
YAMAHA / AG03MK2
配信者の人がよく使っていることで有名なヤマハのオーディオインターフェースです。
4極ミニ入出力端子やEQ、コンプ機能がインターフェースについているのは珍しいですが、
外部変換やPC内のDAWソフトを使わなくても完結するので便利だと思います。
直感的に操作できるフェーダー、ミュートボタンもついているので、配信やボイスチャットはこれ一台で十分なスペックです。
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett Solo (gen. 4)
本格的な楽曲制作を前提に作られたFocusrite社のインターフェースです。
魅力的なのは付属する楽曲制作ソフトやサンプルが結構豪華という点ですね。
筆者も使っていましたがDTMを始めたばかりにはありがたいプラグインなどが沢山もらえました。
気になった点はXLRのマイク入力が裏側にあるという点です。ほとんどのインターフェースが前についているので置き方によっては不便になるのではと思いました。
UNIVERSAL AUDIO / VOLT 1 USB Recording Studio
UNIVERSAL AUDIOは高品質ハードウェアやUADプラグインで知られるメーカーです。
その期待を裏切らず、ビンテージ機材の質感を加える「ビンテージ・マイク・プリアンプ・モード」を使うことができます。
人気のUADプラグインもいくつか付属するので、付属品の価格だけで見ればかなりダントツでお得だと思います。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / IXO22
STEINBERGは日本でも人気のDAW「Cubase」が有名なメーカーですね。
Cubase AIが付属するほか、STEINBERGのVST製品もついてくるのですぐに楽曲制作をはじめることができます。
筆者もSTEINBERGのインターフェースを所有していましたが、低価格でも動作が安定している印象がありました。
ARTURIA ( アートリア ) / MINIFUSE 2
ARTURIAはシンセ音源プラグインなどが有名なメーカーです。
左右の音量バランスが可視化されていて見た目がかっこいいだけでなく、本格的な楽曲制作に使えるスペックも兼ね備えています。
個人的には付属プラグインで「Analog Lab」がついてくるのが魅力的だと思っています。
Native Instruments / KOMPLETE AUDIO 2
総合音源「KOMPLETE」で有名なNative Instrumentsの提供する製品です。
Native Instrumentsの製品だけでなくiZotope「Elements Suite」まで付属するのはお得だと感じます。
そしてまれにKOMPLETE音源とインターフェースがセットでセールが行われることがあります。これはかなりお得なのでタイミングが良ければセット購入もおすすめです。









