アーティストや作曲家はもちろん、音楽を少しでも作っている方なら、他人と音源のやりとりをする場面も多いでしょう。
ただmp3、WAVなどのオーディオファイルはテキストに比べて容量も多くなるため
そのままメールやLINEなどに貼り付けて送り続けていると、相手にとっても自分にとっても通信量が負担となってしまいます。
今回は楽に、素早く、大容量の音源ファイルをやり取りする方法について紹介していきます。
Zipファイルに圧縮する
Zipファイル(ジップファイル)とは、複数のファイルやフォルダを一つにまとめ、さらにデータ容量を小さくした「圧縮ファイル」のことです。

このZipファイルに圧縮した状態で音源を送れば、通常のファイルより容量を抑えることができます。
さらにファイル内のフォルダの階層が複雑な場合でも、その配置を崩さずに送信できるのがメリットです。
PCではWindows、Macともに任意のファイルを右クリックするとZipファイルに圧縮、もしくは圧縮という項目が出てきます。

送信先ではそのZipファイルを再び右クリックし、今度は展開を選択することでZipファイルを解凍できます。(MacではZipファイルをダブルクリックするだけでOKです)

デメリットとしてはスマホでの使い勝手がイマイチな点だと思います。
フォルダの扱いや展開スピードはPCの方が圧倒的に楽でしょう。
ギガファイル便
ギガファイル便は無料で大容量ファイルを送れる日本国内最大級の「大容量ファイル転送サービス」です。
無料な上にユーザー登録が不要で、ブラウザ上にファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単に使えます。
そのためビジネスシーンからクリエイターの現場(特に音楽や動画のやり取り)まで幅広く利用されています。
ギガファイル便の使い方
1.ギガファイル便のサイトにファイルをアップロードすると、そのファイル専用の「ダウンロードURL」が発行されます。
2.発行されたURLを、メールやLINE、チャットツールなどで相手に伝えます。
3.相手はそのURLにアクセスするだけで、ファイルを自分のパソコンやスマホに保存できます。
送る内容はURLのテキストのみなので圧倒的に通信量も抑えることができます。
1ファイルあたり最大300GBまで無料でアップロードすることができ、ダウンロード時のパスワード設定も可能なのでセキリュティも万全です。
注意したい点はダウンロード期限です。ダウンロード可能期限は3日〜最大100日まで設定できますが
期限が切れたらデータは削除されるため、保管場所として使うのにはおすすめではありません。
AirDrop
AirDrop(エアドロップ)は、Apple製品(iPhone、iPad、Mac)同士で、Wi-FiやBluetoothを利用して近くにいる人と直接ファイルをワイヤレスで送受信できる機能です。

ファイルの送受信量に上限はなく、通常のmp3、WAVファイルなどを数曲送る程度ならスムーズに完了できるでしょう。
ただデメリットとしては、
・Apple製品同士でないと使えない
・デバイス同士が近くにないと送受信できない という点があります。
MacからiPhoneに音源を送る場合や、スタジオセッションで他の人に音源を渡す時には重宝する機能ですね。
Untitled
[untitled]は、ミュージシャンやプロデューサーが制作途中のデモ音源などを管理・共有するために作られた専用プラットフォームです。
日本ではあまり知られていませんが、海外で注目されている個人的に超おすすめのサービスです。
こちらは音源を送るためだけのサービスというより、ストリーミング兼クラウドサービスといった感じでしょう。
アップロードした音源は個別に公開/非公開設定ができるので、特定の相手に音源を送る場合は非公開リンクを共有するだけで完了します。
アップロードした音源をアルバム形式にまとめることができ、ジャケ写なども設定できます。
自分はこんな感じにして使っています。見た目が洗練されていてかっこいいですよね。

さらに課金すればサービス上で曲のピッチや速度を変えたり、ステムデータを抽出したりもできます。
もちろん無料でも使うことができますがアップロード上限が25曲になります。
プロデューサー・作曲家の方などは是非一度使ってみてほしいです。