ヒップホップでよく使われる効果音【ビートメイク】【DJ】

DTM・作曲テクニック

この記事で紹介のために使っているサンプルをダウンロードして使用することは絶対にやめてください。

フリーサンプルのサイトやその他有料サービスからのダウンロードをお願いします。

Loopcloud Music App from Loopmasters.com

パーカッション系

リムショット

リムショットとはドラムのフチ(リム)を叩いた音で、「カッ」という軽い音がします。

パーカッションとして味付けをすることでドラムスを複雑に聴こえさせることができます。

ただアタック感が強い音になるので、他のドラムスよりも目立たないように音量は控えたりパンを振ったりすることをおすすめします。

トライアングル

トライアングルは説明するまでもありませんが、意外とパーカッションとして使われています。

ジャンル的にはセクシードリルなどのキラキラしたビートで使われることが多いです。

手軽にビートの味付けができるので結構重宝している音色です。

カウベル

カウベルは牛の首についている鳴り物で、楽器としても使われています。学校の音楽の授業でも見たことがあるかもしれません。

カウベルは存在感もありますし、使うとビートがリズミカルになる印象があります。

そしてHiphopでは808のカウベルが使われることが多いです。これはトラップビートで聴いたことがあるのではないでしょうか。

さらにリバーブをかけると印象が大きく変わって、サウンドFX的な使い方もできるので試してみてください。

ベッド

最近音楽業界では広まってきている音色が「ベッドが軋む音」です。(0:15付近から聴こえる音)

主にジャージークラブK-POPなどのポップスよりのビートで使われている印象で、リズミカルでキャッチーなノリを与えてくれます。

飛び道具的な役割としていかがでしょうか。

サウンドFX系

ガンショット

ガンショットはいわゆる「銃の音」です。

UK Drillなどで聴くこの音もガンショットと呼ばれています。

リバーブをかけて使うといかついインパクトを出せるのでおすすめです。

もっとあからさまに銃の音っぽいやつだと、最近話題のPlayboi Cartiの新アルバムでも多用されています。(0:59付近の音)

キル・ビル サイレン

キルビルサイレン(Kill Bill Siren)はクラブなどでよくDJが鳴らしているあのサイレンの音です。

定番の効果音ですが、一気にビートを派手にしてくれます。

ただ鳴らしすぎるとうるさくなるので注意してください。

ライザー・スウィープ

ライザーやスウィープは徐々に大きくなるサウンドFX系の効果音です。

シャリシャリした感じのノイズ系の音や

シンセ系の「キュイーン」という感じの音もあります。

これらはビートの盛り上がる部分の手前で使うのがおすすめです。

ダウンフィルター

ダウンフィルターはライザー系の逆で徐々に小さくなるインパクトの音です。

つまりライザー系効果音を反転させればダウンフィルターとして使うことができますし、ダウンフィルターを反転させてライザーとして使うこともできるというわけです。

Hookに入る部分など、ビートのパートが変わる場所に使うのが定番です。

効果音サンプルはどこで手に入れる?

まずお金をかけずにサンプルを手に入れることができるのは、フリーサンプルなどをダウンロードできるサイトです。

そしてサンプルのクオリティや数が欲しくなったら、有料のサンプルパックなどを購入してみるのもいいかもしれません。

個人的におすすめしているのは、Spliceloopcloudなどのサブスクリプションサービスを利用することです。

月額や年額で何千種類あるサンプルの中から好きなものを選ぶことができます。

とくに今回紹介したようなトリッキーな効果音はフリーサイトやサンプルパックだと少ないので、サブスクがおすすめです。

気になった方はぜひ検討してみてください。

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