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Splice vs Loopcloud 徹底比較!両方使って気づいた違いと失敗しない選び方【DTM初心者】

サンプルサブスクの2大巨頭、SpliceとLoopcloud。

私はSpliceの月額プランとLoopcloudの年額プランを両方使ってきましたが、正直どちらにも良さはあるので

今回はご自身の制作スタイルに合わせて比較できるようにまとめてみました。

SpliceとLoopcloudそれぞれ向いている人

いきなり結論からになってしまいますが、SpliceとLoopcloud、それぞれどんな方におすすめできるのかをまとめました。

Spliceをおすすめする人

・DTM初心者の人、PCに苦手意識がある人

・ポップス、ヒップホップ、EDMなどのメインストリームサウンドを作りたい人

・有名プロデューサー監修のサンプルを使いたい人

Loopcloudをおすすめする人

・とにかく低価格で使いたい人

・エレクトロ系のサブジャンル、オルタナティブなどのニッチなジャンルも作りたいという人

・サンプルの複雑な加工、調整なども行いたい中級者~上級者の人

それぞれのおすすめできる理由として、ここからはSplice、Loopcloudのメリット・デメリットを中心に解説していきます。

Spliceのメリット

サンプルパックの質が高い

有名プロデューサー監修のものや、特定のジャンルにおいて定番となっているサウンドなど

質の高いサンプルパックがSpliceには多いように感じます。

トップHIPHOPプロデューサー「Southside」のkit
トップHIPHOPプロデューサー「Southside」のkit
世界的DJ「KSHMR」のパック
世界的DJ「KSHMR」のパック

オーディオストック型のサービスですが、1つ1つのサンプルパックの中身が濃いものが多いので

サンプルパックの販売所としても使えるレベルです。

さらにSpliceのサウンドは「トレンド性」を重視しているように感じます。

特にダンスミュージックやヒップホップの新しいサブジャンルなどはトレンドを抑えているので

「最近よく聞くあの音」も手に入れることができます。

サンプルの検索機能が優秀

多くのユーザーからSpliceアプリはシンプルで使いやすいという評判をうけています。

Spliceでは「Most Popular」の並べ替えで人気順にサンプルを表示することができるのですが、

Spliceの並べ替え機能

これはLoopcloud含め他のサービスでは実装されていない場合が多く、他社との差別化ができています。

また最近のオーディオストック型サービスは、AIが似ている音を探してくれるツールが搭載され始めているのですが

個人的にこのツールに関してもSpliceのほうが精度が高いと感じています。

シンセプリセットも手に入る

Spliceのクレジットではオーディオサンプルだけでなく、シンセプラグインなどのプリセットを購入することができます。

SERUMプリセットの検索結果

対象の音源プラグインは Astra、Beatmaker、Serum、Massive、Sylenth1、Spire、Phase Plant、Vitalです。

使っている人も多いプラグインばかりだと思います。

プリセットは普通、プリセットパックなどでまとめて販売されていることがほとんどなので

気に入ったプリセットを単品で購入できるのはありがたいですね。

「Rent-to-Own」サービス

「Rent-to-Own」(レント・トゥ・オウン)とはDAWプラグインなどを月額料金でレンタルし、支払い総額が商品の定価まで達したら自分のものにできるサービスです。

Splice rent-to-own対象プラグイン

分割払いにも似ていますが、あくまでもレンタルなので必要ないと感じたら途中で支払いをやめることができます。

お試しで使う場合や、まとめて支払いができない場合に便利な機能です。

Spliceの「Rent-to-Own」では大人気シンセの「SERUM」やDAWの「Cubase」など多くの商品が対象となっています。

筆者も学生時代にSpliceの「Rent-to-Own」を使ってSERUMを手に入れました。金欠学生にはありがたいサービスですね。

Spliceのデメリット

料金が高い

Spliceは他のサンプルストック型サービスと比べると料金が高めに設定されていると感じます。

SpliceLoopcloud
最低月額料金$12.99 (約2,000円〜)795円
年間プラン$129.99 (約20,000円〜)7,950円
主な支払い通貨米ドル(円安の影響を受けやすい)日本円(価格が安定している)
クレジット数100クレジット〜 / 月100ポイント〜 / 月
無料体験あり(通常14日間など)あり(通常14日間など)

ここ数年で月額料金自体も値上げしていますし、価格がドル表記なので円安の影響でも値上げしている状況です。

個人的には解約し忘れてポイントが残っているとかなり勿体無い使い方になってしまうので

短期間契約して使い切る→サンプルを買い足したくなったら再契約する

を繰り返すのが一番コスパがいいと思っています。

サンプルは購入しないと加工できない

Loopcloudではサンプルを購入する前に編集、加工して視聴することが可能です。

具体的にはピッチ、BPMの変更、逆再生やシーケンサー的な加工をすることができますが

これらがSpliceではできません。

購入前に試行錯誤したいという人はサンプル選びに注意する必要があるかもしれません。

Loopcloudのメリット

価格を抑えられる

LoopcloudはSpliceや他のサービスと比べてもかなりお手頃な価格となっています。

loopcloud 各プラン

通常価格でもLoopcloudはSpliceの半分以下の金額で契約できますが、初回登録やブラックフライデーセールではさらに安くなるようです。

年間プランが40%OFFになるビッグセールをほぼ毎年開催しているので、年間契約をするなら狙ってみるのもありでしょう。

最安を狙えば5000円以下で年間プラン契約も可能です。

Loopcloud公式サイトで実施中のキャンペーンを見る

無料特典が豊富

Loopcloudはクレジットを消費せずに無料でダウンロードできるサンプルや、初回登録時に無料でダウンロードできるサンプルも存在しています。

またブラックフライデーや初回登録のキャンペーンではDAWプラグインも10個ほどギフトとして受け取ることができます。

DTMを始めたての初心者の方にとっては制作環境をブーストしてくれる武器になるのではないでしょうか。

※キャンペーン内容や時期によっては終了している可能性があります。

購入前にサンプルの加工ができる

個人的にLoopcloudの最大のメリットだと感じているのが、この「サンプルの編集・加工機能」です。

loopcloud edit画面
画像:https://www.miroc.co.jp/how_to/spring-session-loopcloud/

BPMピッチの変更はもちろん、リバース再生再生位置の変更、

さらには特定のリズムに合わせたカットアルペジオの作成まで、購入前に試すことができます。

本来ならDAWに取り込んでから行うような作業がブラウザやアプリ上で完結するため、非常に効率的です。

特にアルペジオ機能は、自分では思いつかないようなサンプルの使い方を提案してくれるので、とても気に入っています。

何より、自分の曲に合うかどうかを確認してから購入できるため、クレジットの無駄遣いを防ぐことができますね。

Loopcloudのデメリット

サンプルの検索機能が使いづらい

Spliceが直感的でわかりやすいアプリなのに対して、Loopcloudのアプリは慣れるまで少し時間がかかると感じました。

サンプルを人気順に表示する機能やレア音源を探す機能も無いですし、AIの検索機能も精度が微妙な印象です。

多少の時間がかかることは承知の上でサンプル選びに時間をかけるしかないでしょう。


お気に入りのサンプル一覧、ジャンルや楽器のタグ一覧なども少し見つけにくいと感じたので下の記事で解説しています。

トレンド性があまりない

Spliceがトレンドのサウンドをバンバン取り入れているのに対して、Loopcloudにはあまりこの傾向が見られないように感じました。

特にダンスミュージックやヒップホップなど、近年勢いを増している打ち込みメインの音楽ではトレンド性が重視されるため物足りないかもしれません。

ただしトレンド性はないものの、ニッチなジャンルに関してはLoopcloudの方が強いので

どっちを取るかは作りたいジャンル次第だと思います。

迷ったら一度使ってみるのがおすすめ

理想なのはLoopcloudの年間プランとSpliceの月額プランを併用して、使えるサンプルの守備範囲を最大化することかもしれません。

ただお金もかかりますし、購入したサンプルを全て使い切るのも困難なので今は1つに絞るようにしています。

どちらとも割引&無料トライアルを実施しているので、一度使ってみてからプラン契約を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事がお役に立てばうれしいです。

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