【初心者にもおすすめ】コスパ最強MIDIキーボード5選

機材

MIDIキーボードをつかうことでDTMでの楽曲制作をレベルアップさせることができます。

しかし鍵盤数や互換性など含めどの商品を選んだ方がいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事ではMIDIキーボードを選ぶ際の重要なポイントとおすすめの商品について厳選して紹介していきます。

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MIDIキーボードと普通のキーボードの違い

MIDIキーボードと普通のキーボードやピアノを比べた時の一番の違いは単体で音が出ないということです。

MIDIキーボードはPCなどのデバイスに接続して、DAW(楽曲製作ソフト)や音源ソフト内で音を出すことができます。

鍵盤で弾いた音はオーディオではなく「MIDIデータ」という形式で送信されます。DAWはこのMIDIデータを読み込んで音を鳴らすというわけです。

ですのでMIDIキーボードをピアノの代わりに使うためにはPCと音源ソフトが必要になります。

MIDIキーボードを選ぶポイント

MIDIキーボードと選ぶ際の基本的なポイントについて紹介します。

鍵盤数

MIDIキーボードは鍵盤数によって価格や使う用途が大きく変わります。

一般的な鍵盤数は25、49、61、88のものが多いです。

25鍵盤

リアルタイムで打ち込むというよりは音出し確認ドラム打ち込みをするのに向いています。

引用:Amazon

ヒップホップのビートメイカーやコンパクトに制作をしたい人に人気です。25鍵盤よりも少し多い37鍵盤もこのような方におすすめします。

49鍵盤

一番人気のサイズになります。


引用:Amazon

リアルタイムの打ち込みもしたいけれどスペースを取りすぎないようにしたいという方におすすめです。

またボイシングを覚えることで両手での演奏も可能になります。

61鍵盤

一般的なシンセサイザーと同じサイズになります。

引用:Amazon

スペースや持ち運びは要検討ですが、両手弾きができるので本格的な演奏が可能になります。

ピアノや鍵盤楽器の演奏技術がある人は間違いなく61鍵盤以上の方が使い勝手がいいと思います。

88鍵盤

アコースティックピアノと同じ鍵盤数です。


引用:Amazon

ピアノと同じような環境で打ち込みたいという演奏者の方にはおすすめです。

基本的に鍵盤が増えると価格は高くなります。

機能の充実

鍵盤以外の機能がついている商品もあります。

例えばドラム打ち込みに使えるドラムパッドペダルフットスイッチを接続できる機能

引用:Amazon

さらにDAW内のツマミやフェーダーを動かせるコントローラー機能まであります。

DAWとの相性

ある程度知名度のあるDAWならMIDI鍵盤との互換性がなく音が出ないということはまずないと思います。

しかし先ほど紹介したコントローラー機能などに関してはDAWによっては対応していないものもあります。

逆に特定のソフトに特化した商品もあるので気になる方は調べてみてください。

鍵盤の質

基本的に鍵盤の質は価格に比例して上がると言われていますが、やはり本格的なキーボードやピアノには劣ります。

それでも上級モデルにはピアノのタッチ感に近いものもあるので、こだわる場合は楽器店などで試奏してみることをおすすめします。

また安価な商品やメーカーの信用度によっては耐久性が優れているとは言えない商品もあるので、ハードに使い込む人は避けた方が無難です。

オマケ

MIDIキーボードを買うとオマケとしてDAW内で使えるプラグインやオーディオサンプルがついてくる商品もあります。

引用:Amazon

あくまでおまけなのでMIDIキーボード自体の良し悪しで選ぶことをおすすめします。

中古はあり?

個人的に使用感のある中古商品はあまりおすすめしません。

MIDIキーボードは実際のところ寿命があります。鍵盤もピアノほど耐久性がありませんし、人間の手で触るので汚れも溜まりやすいです。

長く使いたいのであれば新品や使用回数の少ないものを買うことをおすすめします。

おすすめのMIDIキーボード

KORG microKEY2

コルグのMIDIキーボードはコンパクトなことで有名です。鍵盤がソフトな質感で初心者やライトにDTMをしたい方にもおすすめできます。

ただ他のMIDIキーボードに比べるとかなり鍵盤の面積が小さく柔らかいので、本格的な制作をしている人からすると物足りないかもしれません。

KORGのmicroKEYシリーズにはBluetooth接続ができるものもあります。スマホなどに接続したい人にはこちらの商品もおすすめです。

AKAI MPK mini Play MK3

ヒップホップ系ビートメイカーなどに人気なのがアカイのシリーズです。

コンパクトなサイズ感にも関わらずドラムパッドやコントローラー機能が充実しており、楽曲制作の幅を広げてくれます。

カラーバリエーションも複数あり、デザインにもこだわることができるおしゃれなMIDI鍵盤というイメージです。

M-Audio Keystation

こちらはコスパに特化したMIDIキーボードです。

基本的な機能を備えながらも初心者でも出しやすい価格に設定されており、不自由なく演奏を楽しめると思います。

ミニサイズ鍵盤の32鍵盤からフルサイズ鍵盤の49鍵~と選べるのもいい点です。

個人的には付属プラグインでXpand!2などがついてくるのも気に入っています。

Roland A-49-BK

かなり定番なローランドのMIDIキーボードです。

個人的には鍵盤がかなりしっかりとしている印象があります。商品の耐久性だけでなくメーカーの信頼性も含めて長く使うことができると思うので安心ですね。

鍵盤楽器に慣れていない人はキータッチ感に慣れる必要があるかもしれませんが、ハードに使い込む人にはおすすめできる商品です。

NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE KONTROL M32

NATIVE INSTRUMENTSは総合音源のKOMPLETEなどで有名なメーカーです。

そのため自社製品のプラグインなどとは非常に相性がよく、キーボード上のコントローラーと音源、DAW等を細かく連動させることができます。

価格見合った鍵盤の質感やデザイン性も文句なしだと思っています。

NATIVE INSTRUMENTSはMIDIキーボードと音源をセットで販売するキャンペーンも実施しており、時には数万円相当の音源が無料や半額で付いてきます。

KOMPLETEの購入も検討している方はセット購入がおすすめです。

まとめ

MIDIキーボードも商品によって様々な違いが見られます。

あらゆる層のユーザーでも使えるように、この記事ではあえて厳選して紹介しました。

ぜひ気になった商品があればチェックしてみてください。

この記事がお役に立てば嬉しいです。

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