音楽理論

【DTM】絶対に覚えるべきボイシングテクニック【音楽理論】

ピアノのイメージ画像

ボイシングの基礎

ボイシングとは

そもそもボイシングとはコードにおける構成音の配置のことをいいます。

例えばCコードの構成音はC,E,Gですが

例えばこれをC→E→Gの順番で並べても、C→G→Eの順番で並べても同じCコードとして扱うことが出来るのではないでしょうか。

Cコードのボイシング

ギターをやっている方は一つのコードにいくつも押さえ方があるのを知っているかもしれませんが、

実はあれもボイシングの一種と言えるでしょう。

ボイシングの種類

クローズドボイシング

クローズドボイシングは、コードの構成音を1オクターブ以内に収めて配置した形です。

クローズドボイシング

オープンボイシング

オープンボイシングは構成音を1オクターブ以上の範囲で配置した形です。

オープンボイシング

基本的にはクローズドで打ち込んだ後に、オクターブ移動させてオープンにする方法がやりやすいと思います。

打ち込みにおけるボイシングテクニック

度数を意識する

「クローズドボイシングの何度の音をオクターブ動かすか」で考えると分かりやすいです。

ルート、5度

ルートや5度の音は、基本的に低域に配置した方が安定感があります。

よくある形で、ルートをオクターブ下げたものをドロップ4、また5度を下げたものをドロップ2などと言ったりします。

3度、7度

この二つは他の音とぶつかって濁りやすいので高く配置するのがいいでしょう。

特に3度はメジャー、マイナーを分ける重要な音なので配置の仕方によって印象が変わるかもしれません。

音の流れを滑らかにする

ボイシングによって音の高低の動きを少なくすることで、音の流れを滑らかにさせることができます。

↓例えばこのコード進行を、、

普通のボイシング

滑らかにするとこうなります↓構成音をオクターブ上下させて音の段差を少なくした感じです。

音をなめらかにしたボイシング

ストリングスではこの打ちこみ方がほぼ必須になってきます。

さらにオルガンでは同じ高さの音が続いたらつなげるのが一般的です。

トップノートを意識する

基本的にコードの一番上の音は聞き取りやすいため目立ちます。

例えばトップノートあまり変化しないのと上下するのではコード進行の印象が大きく変わります。

ポップスでは必ずしも正解は無いので曲をどう聞かせたいかで選択することができます。

ボイシングの注意点

音域

ボイシングは基本的に音域が広がります。そのため広がった高音や低音の扱いには注意する必要があります。

高音がキンキンしてしまう時はその音の音量を下げるか、EQなどによる処理が最適でしょう。

注意するべきは低音の扱いです。音そのものが低すぎて潰れてしまう場合もありますし、低域で他の音とぶつかることもあります。

ヘッドホンなどでしっかりとモニタリングして違和感がないか確認してみましょう。

実機との比較

生演奏に近づけたいなら実際の楽器で演奏可能な配置にする必要があるかもしれません。

ギター Cm7コードの押さえ方とボイシング

例えばピアノの鍵盤では指が届かない間隔で音を配置してしまう、ということが打ち込みではあり得ます。

またギターを打ち込むときは、実際の押さえ方で打ち込んだ方が圧倒的にクオリティが上がります。

正直めんどくさいですが、最近では打ち込みを簡単にしてくれるプラグインもあるので挑戦してみてください。

まとめ

ボイシングを行うことでコード楽器の聞かせ方に幅が広がると思います。

ぜひ自分の耳で聴き比べながら理想の配置を探ってみてください。

この記事がお役に立てば嬉しいです。

-音楽理論
-