プラグインのセールについて
DTMプラグインは頻繁にセールを開催します。
そして実はセール価格で買うのが当たり前みたいな常識がこの界隈には存在します。
しかも90%OFFや80%OFFは当たり前です。逆に言うと定価だと高すぎるものも多いということですね。
もちろんセールをほとんどやらないプラグインもあるのですが、定価で買うとかなり損をすることがあるのは覚えておいた方がいいかもしれません。
ドラム音源
王道のJ-POP、アイドルソングなどを作りたいという方にまずおすすめなのが高品質な生ドラム音源です。
リズムの要であるドラムスの質感は楽曲全体の印象を大きく左右するため、
DAW付属のドラム音源だと迫力が足りないと感じてくるかもしれません。
本格的に使える定番のドラム音源としてはTOONTRACKの「SUPERIOR DRUMMER 3」や
最近人気を集めている「BFD3.5」などもおすすめです。こちらは数千円まで下がる激安セールを頻繁に開催しています。

通常価格:¥34,680→¥6,236(2026年7月現在)
シンセ音源
EDMやヒップホップなどの打ち込みメインの音楽を制作する方はシンセサイザー音源がおすすめです。
定番のシンセ音源は外部プリセットも豊富ですし、1つのシンセをメインに使うことでシンセの構造を効率よく勉強できるでしょう。
個人的に初心者の方におすすめなのはインターフェイスがシンプルで分かりやすく、セールも頻繁に開催される「SPIRE」

通常価格:¥32,940→¥13,094(2026年7月現在)
あとはド定番シンセプラグインの「SERUM」などです。

通常価格:249ドル
シンセ音源プラグインについてはランキング記事を書いているので詳しくはこちらをご覧ください。
マルチ音源
マルチ音源とはピアノ、管弦楽器、ギター、ベース、ドラムなど複数の楽器を1台に収録した、DAWプラグインならではの商品です。
Cubaseだと付属の「ハリオン ソニック(HALion Sonic)」がマルチ音源にあたりますね。
マルチ音源の1つ1つの音のクオリティは各楽器専用のプラグインに及びませんが、浅く広く色々なサウンドを1台で鳴らせるというメリットがあります。
コスパ最強で有名なマルチ音源はAIR Music Technologyの「Xpand!2」でしょう。
2,500種類以上のプリセットが収録されており、年中セールを実施しているため
たまに数百円とかいう値段で手に入れることもできます。
音が安っぽいという意見もありますが、CPU負荷も軽くて使っていて楽しいプラグインなので
DTM初心者の時期に自分の制作の幅を広げるにはいいプラグインだと思っています。

通常価格:¥17,250→¥4,638(2026年7月現在)
総合音源
総合音源は大量の音源・エフェクトプラグインやサンプルパックをまとめた商品です。
1つ1つを単体で購入するよりも9割近く費用を抑えることができる場合もあるのでかなりお得でしょう。
さらに総合音源が1つあればとりあえず様々なジャンルの楽曲制作が可能になるので、スタートダッシュとしては最強の商品だと思います。
デメリットとしてはまとめて内容が膨大なため価格が高めなことです。DTMを続けられるか不安な場合にはリスクとなる初期投資でしょう。
Native Instrument-KOMPLETE
KOMPLETEはNative Instrumentの提供する最もポピュラーな総合音源です。

有名シンセのMassiveや、自社製品以外にもiZotope社のOzoneなどが付属します。
グレードがいくつかあり、私はSTANDARDというものを使っていますがこれだけで大抵のジャンルは作れる印象です。
Kompleteの音源は直感的な操作かつ、最初から音作りが凝っているプリセットが多いので初心者にもおすすめだと思います。
ただ全コンテンツをダウンロードすると数百GBという容量になってしまうのでPCスペックとも相談が必要でしょう。
使い切れる自信がなくても1万円以下から手にはいる「Select」 グレードなら、60GBの空き容量から使えます。
年に数回のセール時には半額になることもあるのでぜひチェックしてみてください。
IK Multimedia-Total Studio 5
IK Multimediaの「Total Studioシリーズ」もKompleteと並ぶ有名な総合音源です。

個人的にはこちらの商品の方が硬派なイメージがあります。
実際の楽器やエフェクトを忠実に再現したものが多いので本格的ですが、正直初心者の中にはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
楽器を弾ける人や実機の機材を普段から使っている人にはおすすめだと思います。
人気のプラグインとしてはベース音源の「MODO BASS」シリーズなどが挙げられます。
バンド音源の制作をメインで行なっている方にもおすすめの商品ですね。

通常価格:¥34,850→¥6,790(2026年7月現在)
AI搭載プラグイン
急速にAIが普及した世の中ですが、DAWプラグインでもAIが搭載されたツールが登場しています。
特にミックス、マスタリング、音楽理論など初心者の方にとってはハードルの高い分野ではAIに任せてしまうのもアリかもしれません。
最初からAIに任せていたら成長しないという意見も多く見られますが、
個人的にはプロになりたいとか自分の楽曲を売りたいとかではない限り、苦手分野は楽をしていいと思います。
DTMは挫折率が鬼高い趣味の一つなので、挫折してしまったら元も子もないでしょう。
もちろん、AIが自動調節した後に自分で手直しすることができるプラグインがほどんどなので使いながら勉強することもできるでしょう。
Scaler3
「Scaler3」はPlugin Boutiqueが提供するコード進行作成支援プラグインです。
コードを生成するだけでなく、楽曲へのメロディを提案したり、キーやスケールの判断も行なってくれます。
メロディ、コード、ベースなどに分けてフレーズの提案もしてくれるので音楽理論が全く分からなくても楽曲制作ができてしまいそうです。
もちろん全てのアイデアをScaler3に任せるのではなく、制作に行き詰まった時の突破口として使うのもおすすめです。

通常価格:¥17,283→¥13,980(2026年7月現在)
iZotope-Ozone
iZotope社のOzoneはマスタリングをAIが自動で行なってくれるプラグインです。

AI要素を抜きにしてもかなり優秀なプラグインなので、プロの中でも沢山使っているマキシマイザーです。
自分の楽曲を十数秒再生するだけで音圧、定位感、帯域の設定等を仕上げてくれるだけでなく、
ストリーミングやYoutubeなどで重要な「ラウドネス値」も自動で調整可能です。
そして個人的に気に入っているのは、既存の楽曲をAIに学習させて自分の曲に反映できる「Audiolens」という機能です。
Audiolensアプリは無料でダウンロードできるのでぜひ一度使ってみて欲しいですね。
注意点としては、かなりCPU負荷が高いプラグインなのである程度のPCスペックが必要ではあります。
iZotope-Neutron 5
Neutron 5は同じくiZotope社が提供するAIミックスプラグインです。
Ozoneのミックス版といった感じでしょうか。

各楽器ごとにプリセットを選んでAIに楽曲を聴かせるだけで、通常エフェクトラックで行う処理が完了します。
もちろん自分で手動調整することも可能です。
こちらも「Audiolens」対応なので参考にしたいアーティストの楽曲を取り入れることができます。




