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【hiphop】サンプリングのやり方完全解説【合法】

DJ卓のイメージ画像

ビートメイクをする上で避けて通れない要素と言えばサンプリングではないでしょうか。

サンプリングはヒップホップにおける重要な文化であり、ビートメイクにおいて大きな役割を担っています。

一見難しい手法のようにも感じますが、ビートメイクを始めたばかりの方にとっては一から音を作るよりも形になりやすいと感じています。

この記事ではPCを使ったサンプリングのやり方と実用的なテクニックについて紹介します。

サンプリングをするための機材

まずサンプリングは機材によってやり方が異なります。

この記事ではPCを使ってDAW(楽曲製作ソフト)を使用した場合について解説します。

最低限PCとDAWの2つがあれば大丈夫です。

FL Studio PC画面

他にはAKAIのMPCなどサンプラーを用いた手法が有名ではないでしょうか。

AKAI MPC
引用:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/336356/

サンプリングといえばこちらの方がしっくりくると思います。

ただし実機のサンプラーは値段も高く、初心者の方にとってはリスクとなってしまう場合もあるので

最初はPCでのサンプリングが無難でしょう。

サンプリングの著作権について

実はサンプリングに関しては法律的に見ると曖昧なところが多いです。

もちろん直接許可を取って交渉すれば問題ないかもしれませんが、無断で他のアーティストの曲を使って訴えられたとしても仕方ありません。

個人的には

  • 非営利目的で使用する
  • ロイヤリティフリーの音源を使用する(spliceやloopcloudなど)
  • 自分で連絡をとれるアーティストに交渉して許可をもらう

このあたりが無難だと考えています。

特にロイヤリティフリーの音源に関してはよく使うことが多く、トップで活躍しているビートメイカー達でも使っている定番の手法です。

サンプル音源サイトのレビュー&比較記事などは沢山書いているので是非ご覧ください。

基本的なやり方

BPMを決める

使用するサンプルを選んだら、まずBPM(速さ)を変える必要があるでしょう。

FL Studioでのやり方について紹介します。

まずサンプラーを開き、ModeをStretchにしてください。Resampleの状態だとピッチも変わってしまいます。

FL Studioサンプラー ストレッチモード

そしてTIMEを右クリックし、Autodetectをクリックします。

BPMの自動検出

Type in BPMをクリックし、使用するサンプルのBPMを入力して完了します。

BPM選択画面

もっと手っ取り早い方法としては

操作に慣れている方はstretch audio(↔︎のマーク)をドラッグすることでもBPMを変えられます。

stretch audioアイコン

サンプルのBPMを合わせる詳しいやり方はこちらでも解説しています。

キーを決める

キーを変えたい場合についても解説します。

まずは先ほど紹介したBPMと同様にModeをstretchにしておきます。

そしてPitchのノブを調整します。

PITCHツマミ

100centsで半音、1200centsでオクターブ移調できます。

つまりこのサンプラーでは上下合わせて2オクターブ移調可能になります。

ピッチを下げるとダークなイメージにすることが出来るかもしれませんし、上げてポップな音色にすることもできます。

EQで余分な帯域をカットする

ピッチを変えると低音成分または高音成分が多くなってしまい、音割れや音が濁る原因にもなります。

例えばピッチを大幅に下げた場合、もともとあった低音部分が低くなりすぎて聞くに堪えないのでカットした方がいいです。

イコライザー ハイパスフィルター

ビートメイクの過程で808やkickを入れるのでサンプルの超低音成分はなるべく減らしましょう。

逆にピッチを上げた場合は高音成分が多くなりすぎて耳が痛くなってしまうので、ハイカットが有効でしょう。

EQで各帯域をブーストしてみて、カットする部分を探してみるのがおすすめです。

リバース加工

サンプルを逆再生する方法で、TrapやDrillでは定番の手法です。

ストリングスなど生楽器に使われることが多く、ダークな雰囲気を醸し出すことができます。

Fl Studioのサンプラーにはリバーススイッチがついていますね。

FL Studio リバーススイッチ

応用テクニック

ブレイクビート・ボーカルチョップ

ブレイクビートとは既存のリズムやメロディを分解して再構築したものです。

サンプルをチョップして作ることもできますが、プラグインを使うと楽でしょう。

私はFL StudioのSliceXを使っています。この手のプラグインは自動でチョップしてくれるので気に入っています。

SliceX

ローファイ加工

サンプリングと言えば古いレコードをディグって使うイメージがあるのではないでしょうか。

テープのあたたかみやレコードの質感を与えるプラグインを使うことで音源のレベルを上げることができます。

有名どころだとXLN-AudioのRC-20

RC-20

無料プラグインだとiZotopeのVinylなどがあります。

Vinyl

モジュレーション系

モジュレーション系エフェクトはサンプルのピッチや音量に変化を与える工夫をします。

例えばテープストップやスクラッチ、サイドチェインのような効果を設定することもできます。

Gross BeatというFL Studioの付属プラグインが有名です。

Gross Beat

CubaseだとFX Modulationが近いプラグインでしょう。

これ系のプラグインは沢山あるので良ければ下の記事でご覧ください。

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