DTM・作曲

【5分で分かる】FL Studio グループトラック・センドリターンのやり方【ミキサー】

FL Studioミキサー画面

グループトラック(バストラック)

グループトラックの仕組み

複数のトラックをひとつの同じトラックに出力し、まとめて編集を可能にするのがグループトラックです。バストラックと呼ばれることもあります。

バストラックの画面

各トラックから直接マスタートラックに向かうのではなく、グループトラックを介してマスタートラックに出力されます。

グループトラックの構造

ミキサートラック1 ↘

ミキサートラック2 → グループトラック → マスタートラック

ミキサートラック3 ↗

やり方

ここからはFL Studioでのやり方を説明します。

まずグループトラックとして使うミキサートラックを用意します

ここはチャンネルラック(音源プラグインやサンプルを読み込ませる画面)から直接音源が入力されないようにしてください。

次に、各ミキサートラックの出力先をグループトラックに変更します。

選択しているミキサートラックの下からはケーブルのようなものがマスタートラックに伸びていると思いますが、まずはそれをクリックして外してください。

マスタートラックの接続を解除する

そして目的のグループトラックの下部にある▲マークをクリックして接続します。

各トラックとグループトラックを接続する

他のミキサートラックも同じようにしてグループトラックに接続できます。

任意のミキサートラックの音がグループトラックを介して鳴っていれば成功です。

センドリターン

センドリターンの仕組み

センドリターンはドライの原音とエフェクトの部分の音を別々のミキサーで処理して、マスタートラックに送る方法です。

複数のミキサートラックの音をひとつのエフェクトトラックにまとめることで、CPU負荷を減らすことができるのが最大のメリットです。

センドリターンの構造

ミキサートラック →  →  →  →(原音)→  →  →  マスタートラック 

         ↘  エフェクトトラック(エフェクト音)↗ 

やり方

やり方は先ほどのグループトラックよりも簡単です。

まずエフェクト用トラックを用意し、エフェクトプラグインを追加します。

エフェクトをトラックに追加する

この時必ずエフェクトのDRY(原音成分)を0%にしてください。逆にWETが100%ならOKです。

エフェクトのDRY、WET設定

次にエフェクトをかけたいトラックを選択した状態で、先ほど用意したエフェクト用トラック下の▲をクリックして接続します。

エフェクト用トラックへの接続

あとは下のノブを調整するとエフェクトのセンド量(かかり具合)を調整することができます。

エフェクトのセンド量を設定する

原音に干渉しないエフェクトをかけることができる

センドトラックを利用してさらなる上級テクニックを使うこともできます。

例えばリバーブをセンドリターンでかけたとします。

このときエフェクト用ラックだけにサチュレーションやダッキングをかけてあげると、

原音の音は変えずにリバーブの音のみにエフェクトをかけることができます。

センドトラックにエフェクトを追加する

エフェクトのみにさらにエフェクトをかける、という高度な音作りが可能になるわけです。

グループトラック×センドリターンが最強

個人的にはグループトラックとセンドリターンを併用することをおすすめしたいです。

グループトラックとエフェクト用トラック両方に繋がっているトラックは、原音がグループトラック、エフェクト音がエフェクト用トラックに流れます。

つまり、グループトラックだけオフにしてエフェクト用トラックをオンにすればエフェクトの音を単体で聴くことができるというわけです。

グループトラックとセンドトラックを併用した画面

センドのエフェクト音だけを出力した場合

ミキサートラック →  グループトラック           マスタートラック 

         ↘  エフェクトトラック(エフェクト音)↗ 

簡単にエフェクト音のみの視聴ができるのでとても便利です。

ここまで紹介してきたグループトラックやセンドリターンは

テンプレートに保存しておくと、FL Studioを開いたときから設定されているのでいちいち設定する手間が省けるのでおすすめです。

詳しくは下の記事で解説しているのでよければご覧ください。

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